1級造園施工管理技術検定の勉強方法

1級と2級の勉強方法の違い
1級と2級、どちらが難しいかというと当然1級の方が難しいのですが、
ある面では1級の方が勉強しやすかったりもします。
というのも、2級は同じ日に学科試験と実地試験の両方を受験しなくてはいけませんが、
1級は学科試験と実地試験の試験日が2ヶ月くらい離れているので、
それぞれの試験勉強に集中することができ、対策がしやすいのです。
これは、実地試験に苦手意識を持っている人には有利です。
一方で、学科試験も実地試験も問われる内容は同じということに気づいた人には、
間が開いていることは油断が感じることとなるので、気をつけましょう。
学科試験も実地試験も問われる内容は同じなの?
同じです。というのが私の持論です。
実地試験を苦手と感じる人が多いと思いますが、もっと肩の力を抜きましょう。
実地試験というと、経験記述問題が頭に浮かぶと思いますが、これ、
用意した(もしくは先輩が残した,ネット上で購入した)原稿を思い出すという試験
ではありません。がんばって覚えて、それを再現できなくてパニックに、なんて
目も当てられません。工事概要くらいは頭に入れるとしても、他はアドリブでもOKです。
試験中に考えるほうが大変、と思われるかもしれませんが、
要は、「経験記述の中に正しいキーワードをいくつ散りばめられるか」、が鍵なので
キーワードさえ覚えていれば大丈夫、ということなのです。
それじゃそのキーワードを覚えるんだったら一緒じゃん、と思われるかもしれません。
そこで、そのキーワードこそが、学科試験で覚えたことですよ、と私は言いたいのです。
だから、学科試験も実地試験も問われる内容は同じだし、改めて記憶する必要がない、
ということなのです。学科試験で覚えたことというのは、「過去問の選択肢」のことです。
例:平成14年学科試験問題
樹木の移植に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
1.植栽に適さない時期の場合は、蒸散抑制剤の散布により活着率を高める。
2.堀取りにあたって鉢の大きさは、根元直径の3〜5倍の鉢径とする。
3.堀取りによって傷められた直根は、鋭利な刃物で切り直し、腐敗防止剤により消毒する。
4.落葉樹の移植は、萌芽直前木及び梅雨期が望ましく、常緑広葉樹の移植は萌芽期及び梅雨期が望ましい。
→落葉樹の移植は、落葉期が望ましい。また常緑広葉樹の移植を萌芽期に行うのは望ましくない。よって4が適当でないもので、正解。
これを踏まえて実地試験での移植工事の経験記述で書くとすると、
工期の関係で、植栽に適さない時期に植栽せざるを得なくなった(←問題発生)
が、蒸散抑制剤の散布によって活着させることに成功した。(←対処)
堀取りの際は、根鉢を根元直径の5倍程度に大きめに取り、
鋭利な刃物で切りなおすだけでなく、腐敗防止剤によって消毒することで、
移植に成功した。
本は何冊買えばいいの?
余裕が無ければ1冊。お金に余裕があれば2冊。時間にも余裕があれば3冊。
1冊は過去問題集を買ってください。 お勧めは、テーマによって過去問が分かれているタイプです。 出題年度で分かれているタイプもありますが、テーマによって分かれているタイプのほうが、 理解に集中できるし、いかに同じような問題が繰り返し出されるかを実感できます。 出題年度で分かれているタイプを使用すると、 本番の試験に近い形式なので慣れることができますが、 そんな「慣れ」はさほど重要な問題ではありません。
2冊目は、基本書を買ってください。 基本書というのは、問題集ではなくて解説書のようなものです。 普通の資格試験は、1冊目を基本書、2冊目を過去問とするのですが、 この試験は逆のほうが良いと私は思います。 そう考える理由は以下の3点。 1.実務経験が必要なこの試験を受ける人ならば、既にある程度の知識はある。 2.ただでさえ仕事で忙しくて時間がないのに、丁寧に読んでる時間がもったいない。 3.読むだけでは、自分が考える以上に頭に入っていない。 1問も解けなくて良い、というか解けなくて当然と考えて、 とりあえず過去問を解いてみて、疑問に思ったときに参照する くらいの気持ちで基本書を置いておくくらいで良いと思います。 この時代、インターネットで検索すればいくらでも情報が でてくるので、そのほうが早いしお金がかからない、という理由で、 「お金に余裕があれば」としました。
3冊目は、実地試験対策本を買ってください。 学科試験の勉強をしっかりとしておけば恐れるに足らず、 とは既に書いたところですが、そうは言ってもやはり、 参考回答を読むと心に余裕ができます。 まぁ、お金にも時間にも余裕がある人向け、くらいに 思っておいたほうが良いと思います。 1級の場合は、学科試験が終わってから実地試験まで 2ヶ月くらい余裕があり、そういう意味では時間に余裕があるので、 手持ち無沙汰ならば買った方が良いかもしれません。
なお、本をお得に買う情報はこちらのページを参照してください。